2016 Fiscal Year Research-status Report
病院における看護管理者の労務管理の実態と教育プログラムの開発
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26861875
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
渡邉 奈穂 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (70711076)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 労務管理 / 看護管理者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は病院における看護管理者の労務管理の実態と教育プログラムの開発を目的としている。 当該年度は昨年度に引き続き、看護管理者の労務管理の実態および教育ニーズを明らかにするために、看護管理者を対象として5名にインタビュー調査を実施した。教育プログラムの開発に向けて、e-Learnig教材制作の専門家や社会保険労務士よりヒアリングを実施した。また、第20回日本看護管理学会学術集会に参加し、病院の労働環境や労務管理に関する最新の情報を収集した。次年度はインタビュー結果の分析を進め、教育ニーズを明らかにするとともにe-Learningを中心とした労務管理教育プログラムの開発と実装および評価を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
大学の教育業務と運営業務の多忙により研究時間の確保が困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度はインタビュー調査を質的に分析し、看護管理者の労務管理の実態と教育ニーズを明らかにし、教育プログラムを開発する。教育プログラムは、アプリケーションもしくはe-Learningなどのオンラインで受講できるシステムを目指す。開発にあたっては、社会保険労務士やアプリケーション開発の専門家に相談しながら進めていく。
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Causes of Carryover |
質問紙調査を予定していたが、計画を変更し中止したため人件費および郵送費・印刷費等使用しなかったため。また、教育プログラムの開発が遅延しているためプログラム開発のための費用を使用しなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
教育プログラムの開発に向けて、アプリケーションおよびe-learningのシステム構築および実装費用として使用する予定である。
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