2015 Fiscal Year Research-status Report
移動援助アセスメントツールの腰部椎間板圧迫力値との関係の検証
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26861878
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
田丸 朋子 摂南大学, 看護学部, 助教 (00634940)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 腰部負担 / 移動援助 / 腰部椎間板圧迫力 / 腰痛 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年6月および7月に、妥当性の検証実験を行った。被験者は看護師としての勤務経験を5年以上有する女性4名であった。被験者には書面および口頭で、研究参加・辞退・中断の自由等を説明し、書面にて同意を得た。実験では、病院等で一般的に使用されている電動ベッド上に、看護学生が1名患者役として臥床した。被験者は患者役に対し、次のパターンを組み合わせて移動援助を行った。 1)移動援助の種類:上方移動、側方移動 2)ベッドの種類:高さ調節可能/不可能(低すぎ) 3)移動補助具:あり/なし 4)援助の人数:1人/2人 被験者には、身体8箇所にマーカーをつけてもらった。援助の様子を4台のビデオカメラを用い、4名の被験者で128試行撮影した。現在、FRAME DIAS Ⅴを用いて分析中である。しかし、今回3次元にアップグレードして初めての実験であったことから、データの欠損(マーカーが十分追跡できない、等)が多々あることが現時点でわかっているため、状況によっては再実験が必要であると考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前年度に出産しており、育児のため研究活動がやや制限されていたため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度より所属が変わったため、大幅なスピードアップは期待できないが、 可能な限り遅れを取り戻す努力をする方針である。 また、実験研究を行ってから調査研究を行う予定であったが、 調査研究の準備は実験研究と平行して行うこととする予定である。
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Causes of Carryover |
今年度は産休明けであることから、活発な研究活動ができなかったため、必要最低限の支出のみとなった。また前年度は妊娠・出産があったことから、今年度は学会参加が少なかったため、旅費が発生しなかった。加えて、出産により研究期間を延長することとなったため、次年度の活動のために資金を繰り越すこととしたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度はデータの分析、研究発表を行う。 平成29年度は、TAMAツールを用いた調査を予定している(最低2箇所) 平成30年度には論文投稿を行う予定である。
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