2014 Fiscal Year Research-status Report
虚血性心疾患患者のセルフマネジメントを支援するICTプログラムのアップグレード
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26861894
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Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
菅原 亜希 宮城大学, 看護学部, 助教 (30521835)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | セルフマネジメント / 虚血性心疾患 / ICT |
Outline of Annual Research Achievements |
平成20年から平成23年にかけて開発した自己管理プログラムを用いて、モニタリングの継続と行動習慣の評価を行い、持続可能で有効なセルフモニタリング項目を精選することを計画していたが、前開発支援者による継続した支援を受けることが困難となったことにより、既存プログラムを動作することができなくなった。また、既存アプリケーションとの同期をすることにより、市販のデバイスを用いて、より簡便にセルフモニタリングを行う設計を目指したが、既存デバイスを用いることで費用が高額となることから、新たにアプリケーションソフトウェアを開発することとした。仕様書を作成し、現在はソフトウェア作成者を募集中である。これまでに、前身の自己管理プログラムの内容と構成を理解し、今回のより高いユーザビリティと実用性を備えたアプリケーションソフトウェアの開発を行えるよう、デモ機を用いてのプレゼンテーションを行ってきた。アプリケーションソフトウェアの基本機能は前身の自己管理プログラムの内容を生かしながら、利用者の学習段階や行動変容の過程に基づいた自己管理に向けた患者教育内容の配列を整理し、ユーザビリティの高いセルフモニタリング実施支援となるようモニタリング項目を精選した。個々の食塩感受性にも着目し、早朝尿による塩分摂取量の推定値と血圧の変動を継続的にモニタリングする設計とした。さらに、アプリケーションソフトウェア開発後のパイロットスタディに向け、研究協力機関として複数を候補に説明を行っているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成20年から平成23年にかけて開発した自己管理プログラムを用いて、モニタリングの継続と行動習慣の評価を行い、持続可能で有効なセルフモニタリング項目を精選することを計画していたが、前開発支援者による継続した支援を受けることが困難となったことにより、既存プログラムを動作することができなくなった。さらに、既存アプリケーションとの同期をすることにより、市販のデバイスを用いて、より簡便にセルフモニタリングを行う設計を目指したが、既存デバイスを用いることで費用が高額となることから、新たにアプリケーションソフトウェアを開発することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
アプリケーションソフトウェアの試作後、完成に向けて、日本循環器看護学会理事の数名にスーパーバイズを得る。その後、アプリケーションソフトウェアを完成させ、研究協力機関(2施設を予定)において、虚血性心疾患患者を対象に3か月以上の介入を実施する。
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Causes of Carryover |
前開発支援者による継続した支援を受けることが困難となったことにより、既存プログラムを動作することができなくなったこと、既存アプリケーションとの同期をすることにより、市販のデバイスを用いてより簡便にセルフモニタリングを行う設計を目指したが、既存デバイスを用いることで費用が高額となることから、新たにアプリケーションソフトウェアを開発することとし、その仕様の検討に時間を要した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成26年度申請分の予算は、システムの維持と改善に係る経費であったため、平成27年度のアプリケーションソフトウェア作成、維持に係る費用として使用する。
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