2015 Fiscal Year Research-status Report
PCI後急性心筋梗塞患者へのうつ病発症予防を目的とした看護介入方法の開発
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26861896
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
菅野 眞奈 横浜市立大学, 医学部, 助教 (50721081)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 質的調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
質的調査、量的調査の倫理審査申請を行い承認を得た。質的調査は1施設で行い、量的調査は6施設で行うことになったため、それぞれの施設すべてで倫理審査を受けた。質的調査のデータ収集(インタビュー調査)を患者を対象に行った。インタビュー時間は平均約40分だった。得られたデータを逐語録化し、分析を行った。分析は内容分析の手法にのっとり行った。結果は、投稿にむけ論文執筆中である。質的調査の結果をもとに量的調査の質問紙を作成した。研究で用いているロイのモデルから大きく外れないよう内容を吟味し質問項目を設定をした。質問紙項目は、患者属性、職場のサポート・支援体制の有無、本人・家族の過去の疾病体験の有無、復職状況、神経質得点、自身の身体状況、主観的身体機能、不安、病気の不確かさ、本人に与えられている役割の実績に対する満足度、自己効力感、社会生活機能、呼吸困難の有無、胸痛の有無、絞扼感の有無、心臓リハビリテーション参加の有無、自身の身体状況、主観的身体機能、不安、病気の不確かさ、本人に与えられている役割の実績に対する満足度、自己効力感、社会生活機能、生活意識、家族・周囲への心境の変化、うつ得点、再発の恐怖、胸部症状出現に対する恐怖とした。質問紙作成後、質問紙、返送用封筒等の発送準備を行った。その後、6施設の入院患者へ質問紙配布を開始した。量的調査は252名からの質問紙回収を予定している。平成27年度は10名のエントリーがあり、調査実施を依頼した。調査にあたっては研究実施施設の看護師に協力を得て、対象者の紹介をうけている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
質的調査のデータ収集、分析が終了し、量的調査が開始したため計画通り順当に進んでいると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙回収にあわせ随時データをまとめ、発表に備える。データ編集においては必要に応じ業者に依頼し、分析を早く行えるよう対応する。質的調査の結果を年度早々にまとめ、論文投稿する。
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Causes of Carryover |
量的調査を行うにあたり倫理申請を行っていただが、全施設から承認を得るまでに6ヶ月かかり、量的調査における質問紙配布開始が年度末になったため、平成28年度に郵送費等が多く発生する。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成27年度末より発送している質問紙の郵送費と、平成28年度新規に発送を行う質問紙分の郵送費、またデータ整理にかかる費用に使用する。
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