2014 Fiscal Year Research-status Report
ICU看護師の終末期ケア技術尺度の開発に関する研究
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26861912
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Research Institution | Kansai University of Social Welfare |
Principal Investigator |
西村 夏代 関西福祉大学, 看護学部, 助教 (60553980)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 尺度 / 尺度開発 / 終末期 / ICU / 家族 / 看護師 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、「ICU看護師における終末期ケア(仮)」の尺度を開発することである。 平成26年度は、2010年以降の「ICUにおける終末期ケア」に関する文献のレビューを行い、ICUにおいて看護師が実践している終末期ケアについてその概念を検討した。終末期ケアでも家族に対するケアに焦点を絞り文献検討を進め、「ICUにおいて看護師が家族に対して実践しているサポート(仮)」と尺度名を変更し、その尺度を構成する下位概念について文献検討を進めてきた。その結果、「ICUにおいて看護師が家族に対して実践しているサポート(仮)」は①情緒的サポート②情報的サポート③評価的サポート④手段的サポートの4つの因子で構成されているという概念モデル(仮説モデル)を構築し、各因子の観測変数(質問項目)を検討してきた。現在は、専門家会議にて質問項目の文言の修正などを行っているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の研究計画では、平成26年度中に予備調査(300名前後)を実施し、本調査用の尺度を完成させる予定であったが、まだ予備調査は実施できていない。理由としては、看護師が行っている「ICUにおける終末期ケア」を構成する下位因子を決定するのに、予想以上に時間を費やしたためである。
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Strategy for Future Research Activity |
予備調査用の質問紙を用いて、予備調査(300名前後)を実施し、クロンバックα信頼係数、因子分析を行い、質問項目の削除などを行い、尺度(本調査用)を完成させる。その後、本調査(全国のICUを有する病院の看護師を対象に質問紙を配布:500~1000人)を行う。統計解析にはMplusを用いて、尺度の構成概念妥当性検証を行う予定である。
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Causes of Carryover |
予備調査を行う予定であったが、行わなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度に実施する、予備調査、本調査に使用する予定である
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