2015 Fiscal Year Research-status Report
“女性を中心としたケア”の文化的背景を踏まえた助産師のケア評価尺度の開発
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26861939
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
飯田 真理子 聖路加国際大学, 看護学部, 助教 (90438854)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 尺度開発 / 助産ケア / 助産師 / 女性中心のケア |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は“女性を中心としたケア”の文化的背景を踏まえた助産師のケア評価尺度の開発とその妥当性と信頼性の検討を行うことである。看護・助産ケアは対象者からの評価はもちろんのこと、看護者自らが内省し自己研鑽することがケアの質の向上につながる。また、“女性を中心としたケア”の文化的な背景を考慮しそれを多文化において比較することは、この概念が更に発達することにつながる。 平成27年度は、本研究課題のフィールドとなるインドネシアにおいて、データ収集を行う施設の見学と研究受け入れに関する調整を打ち合わせを行った。様々なレベルの医療施設を見学し、現地のインドネシア人研究者と共にそこで課題となっている事柄に関して議論を行った。また、研究を受け入れてもらうにあたり、現地の大学において研究目的の説明を行い、今後の受け入れに関する説明と依頼を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成27年度はデータ収集を行っている予定であったが、それが滞ってる。現地の研究機関への研究概要の説明と受け入れに関する調整は行えた。
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Strategy for Future Research Activity |
現地のインドネシア人研究者と打ち合わせを行い、データ収集を行うための具体的な方法を検討し、関係研究機関での倫理審査を受ける。また“女性を中心としたケア”に関する論文を投稿し、その概念の普及に努める。
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Causes of Carryover |
研究協力者への謝礼や謝品として支出予定であったが使用しなかったため。また、データ分析を依頼する際の謝金として使用予定だった経費を使用しなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究協力者への謝礼や謝品、また、データの分析にかかる費用として使用する予定である。また学術論文へ投稿する際に生じる投稿料に充てる予定である。
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Research Products
(1 results)