2015 Fiscal Year Research-status Report
在宅重症心身障がい児に対するレスパイトケア効果の検証
Project/Area Number |
26861944
|
Research Institution | Tokyo Health Care University |
Principal Investigator |
西垣 佳織 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (90637852)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | レスパイトケア / 重症心身障がい児 / 家族 / 在宅療養 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者および共同研究者所属施設の倫理審査の承認を取得後に、本調査を実施した。本調査は、インタビューガイドに基づいた半構造化インタビューを、重症心身障がい児(重症児)の主介護者を対象に実施した。インタビューでは、重症児および家族の人口統計学的情報、社会サービス利用状況、重症児を対象としたレスパイトケア利用による重症児への効果等について尋ねた。 インタビュー結果は逐語録化し、修正版グラウンデッド・セオリーの手法を用いて分析した。分析結果の一部は、第19回東アジア看護学研究者会議(EAFONS)にて報告した。また第26回日本小児看護学会学術集会にて発表予定である。 また今回の分析結果をもとにした調査の準備を実施した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の研究計画に沿って、重症心身障がい児の主介護者を対象とした調査を終了した。主介護者を対象とした調査をもとに、重症児へのレスパイトケア利用による効果について継続して明らかにする研究についても、予定通り準備が進んでいる。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究計画にもとづいて、調査を進める。
|
Causes of Carryover |
人件費をできる限り削減し、予算よりも少ない状況で実施できたため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
これまでの研究成果をもとに実施する次年度実施の研究および、学会での成果発表の費用に充当する。
|
Research Products
(2 results)