2017 Fiscal Year Annual Research Report
An empirical research the effectiveness of promoting ward nurses' practical discharge support
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26861982
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| Research Institution | Yamagata University |
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Principal Investigator |
進藤 真由美 山形大学, 医学部, 助教 (30638523)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 継続看護 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は協力施設でのシステムの試行を実施した。退院支援についての部署での課題を洗い出し、退院支援チェックリストの運用と院内外での連携をシステム化して3か月間試行した。対象者は管理職を除く18名で全員女性であった。試行前後での病棟看護師の退院支援実践の変化については、坂井の「病棟看護師の退院支援実践自己評価尺度（Self-evaluate the discharge planning of
ward nurses：DPWN）」を用いて測定した。DPWNは24項目4下位尺度により構成され6段階のリッカートスケールで退院支援実践を自己評価する尺度である。病棟看護師の退院支援実践は試行前後で「患者・家族からの情報収集」の実施割合は高い傾向であった。試行後に「患者・家族への意思決定支援」の実践割合が上昇したが、「社会資源の活用」では試行後も実施割合の向上が見られなかった。「院内外の多職種連携による療養指導」では導入後に実施割合が上昇したが一部では低下する項目もあった。
システムの試行により一時的な退院支援実践の改善は認められたが、飽くまで一施設での限定された取組の為、結果の一般化には限界がある。また、システムを整備することで病棟看護師の実践を促進することは可能だが、施設や地域の多様性に対応することが困難であり個々の看護師への教育内容についても併行して実施することで持続的に効果を発揮すると推察される。
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