2014 Fiscal Year Research-status Report
限界集落で暮らし続ける独居高齢者を支える要因の検討
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26861989
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
村上 佳栄子 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (30584867)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 限界集落 / 独居高齢者 / コミュニティ / 心理的な強さ / QOL |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、我が国では少子・高齢化が進展し、人口減少社会、過疎化によるコミュニティ機能の衰退問題が指摘されている。特に社会共同生活の維持を困難とする限界集落問題の支援のあり方が問われており高齢者における最も重要な健康課題である。
本研究は、平成22年-25年度に実施した科学研究費(「限界集落における独居高齢者の生と暮らしの持続可能性の探索(研究活動スタート支援)」「限界集落で暮らし続ける独居高齢者の強さとその意味(若手研究B)」)による予備調査にて先行研究で得られた関連要因を用い、信頼性及び妥当性について検証する。さらに限界集落で暮らし続ける独居高齢者と非独居高齢者を比較することによって高齢者の生きる力につながる支援のあり方に新たな見解を得ることを目的とする。
今後は、調査に先立ち関連機関との連携、調査項目の作成を進め、フィールドにて後期高齢者を対象に質問紙調査を行っていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成26年度の計画は、限界集落におけるフィールドの関係機関の調整および質問紙調査項目の検討を実施する調査準備期間としていたが、質問紙調査項目の内容に関して検討を重ねているため。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、対象者の選定およびフィールドの関係機関の調整を実施し質問紙調査について検討する。限界集落において後期高齢者を対象に質問紙調査を実施し、独居高齢者と非独居高齢者との比較検討によって先行研究の有効性を検証する予定である。
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Causes of Carryover |
平成26年度に、データ収集の調査を行う予定であったが、調査方法の調整および質問紙項目の検討が必要であったため次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
基礎データを補完するための調査を行う際の旅費・研究参加者への謝礼及び物品費の購入等に使用する。また学会発表、研究会及び学会参加等における旅費・諸費が主な経費に充てることとしたい。
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Research Products
(2 results)