2015 Fiscal Year Research-status Report
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26861997
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Research Institution | Baika Women's University |
Principal Investigator |
高畑 陽子 梅花女子大学, 看護保健学部, 准教授 (40382379)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 骨量 / 大学生女子 / 筋力トレーニング / 男性ホルモン保有優位性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年度も2014年度に引き続き、3か月間の介入調査(筋力アップトレーニングを週3日から4日実施することを目標)を行った。現在、データを整理しており、次いで男性ホルモンの保有優位性に着目して踵骨骨量を増加させる要因について統計分析を行い検討する予定である。 対象者:調査内容に同意した大学生女子45名うち4名は3か月後に行った3回目の測定には参加できず未完了で終了した。分析対象者は41名である。 調査内容:① 初回には、再度の調査内容の説明、同意書の提出のち、体組成計測、第2指および第4指の測定、骨量測定および質問紙調査を行った。また最後に、3か月間継続してもらう筋力アップトレーニングの内容について対象者自身で決定した。② 2回目は初回から2か月後に実施した。内容は、体組成計測、骨量測定および質問紙調査を行った。この時、筋力アップトレーニングの実施状況も把握し、当日の体組成および骨量測定結果を見ながら、トレーニングを継続するよう促した。③ 3回目は調査の最終で、初回から3か月後に実施した。内容は2回目と同様である。 具体的な結果については統計分析後になるが、所感として、骨量が低いなど対象である大学生の健康面での不安が強い場合は、3か月間の自力でのトレーニングであってもモチベーションが続く様子が見られたが、ダイエットをしたい等の理由で参加した学生はなかなかトレーニングが継続しづらかったようであった。ただ、全体的に、トレーニングが目標には届かずとも運動習慣は出来たという感想は聞かれた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2016年度で最終年度となるが、2014年度および2015年度で調査は終了しており、統計分析を行い結果をまとめていく段階にあるため
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Strategy for Future Research Activity |
統計分析を行い、結果をまとめて学術論文を作成する予定である。また同時に、学会発表も行いたい。
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Causes of Carryover |
踵骨骨量測定機器であるAchilles A1000 EXPRESSの修繕費として請求していた費用を使用しなくて済んだ為である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
学術論文発表および研究論文を作成するために必要な文献等の購入および英文校正、投稿費、旅費に使用する予定である。
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