2019 Fiscal Year Research-status Report
社会的認知理論を応用した親子防煙教育プログラムの開発
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26870492
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Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
川端 智子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10599666)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 喫煙防止教育 / 未成年の喫煙開始要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
社会的認知理論を用い、親子防煙教育プログラムを作成することを目的に、これまでに本研究で明らかになった結果から、エビデンスに基づきプログラムを開発中である。 昨年度までに、明らかになった研究成果である、【青少年の喫煙開始要因と喫煙開始年齢との因果モデル】について、第39回日本看護科学学会学術集会(2019年11月)において、学会発表を行った。今後、これまでの成果をもとにか作成した親子防煙教育プログラムを用いて、介入研究を行う予定である。 また、現在までの研究成果の中で、「喫煙防止教育の際には、能動喫煙と同じぐらい受動喫煙を丁寧に扱うこと」が重要であることも明らかになった。そのため、青少年において、実際どれぐらい受動喫煙にさらされているのかを、さらに調査を行いどのような内容をプログラムに組み込んでいくのかを検討することを予定している。 実際には、大学生を対象にした調査を予定し、準備を整えている状態である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年1月~2月にかけて受動喫煙に関する調査を実施予定であったが、尿中コチニン検査に必要な試薬の供給が急遽停止となり、検査を実施することができなくなり、やむを得ず調査を延期する必要があるため。試薬供給のめどは、現在立っていないが2020年度には供給される見込みである。
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Strategy for Future Research Activity |
試薬の供給が整えば、速やかに調査を開始する予定である。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行状況で、研究対象者のリクルートや調査や介入の目途が立っていない状況である。
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Causes of Carryover |
予定していた研究が、試薬の供給停止により実施できなかったこと。 それに伴う、研究者への謝金等も次年度に使用する予定である。
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