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2014 Fiscal Year Research-status Report

"N I C U における父親への支援のガイドライン"の開発

Research Project

Project/Area Number 26870517
Research InstitutionSeitoku University

Principal Investigator

川合 美奈  聖徳大学, 看護学部, 助教 (10515919)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2018-03-31
Keywords父親への育児支援 / 父親のニーズ / NICUスタッフの支援の実態
Outline of Annual Research Achievements

所属大学での倫理審査申請を5月23日に行ったが、倫理審査委員会が定期的に開かれていないことが原因で、承認との連絡があったのが10月15日であった。
倫理審査の承認を経て、正式に協力病院への文書依頼を行う必要があったため、当初の計画がかなり遅れることになった。
対象となる父親の選定は、協力病院のNICU病棟師長が担当していただいた。インタビューは12月10日より3月1日までで、対象の父親は予定通り5名、NICUスタッフは7名のインタビューを実施した。
現在、テープ起こし作業中で、未だ分析は行えていない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

NICUスタッフの支援に対する父親のニーズを知るために、インタビューを実施した。予定では分析を終え、第2弾調査の質問紙作成を行う予定であったが、倫理審査の遅れにより開始が大幅に遅れた。分析をしてみないと分からないが、インタビューの印象では、父親は「ニーズ」を表現できるほど、自分の状況を理解できていないということである。そしてNICUスタッフは支援が不足しているとは感じていない、という感じを受けた。
分析を進め、実態正確に把握して、調査票作成を行いたい。

Strategy for Future Research Activity

特に計画に問題があるという指摘もないのに、倫理審査に5か月以上もかかることや、倫理審査のシステムが明らかになっていないという状況は、研究の進行の大きな妨げになる。このことは所属学部長には報告済みで、研究支援体制を整備いただくように要望しているが、明らかな改善の動きはない。
今後も、研究組織として適切な状況を整えていただくように引き続き要望はしていく。
計画そのものは、時期の遅れ以外は、特に支障なく進行できているので、このまま実行する。

Causes of Carryover

申請時の所属は北海道で、調査協力病院が遠方になることも予想されたので、宿泊も含む旅費を計上したが、所属先が千葉県に変わり、近隣での調査が可能であったことから、旅費の支出が少なかった。データ収集開始が遅れたため、データ入力・整理として計上した予算は未使用である。同様に、質問紙の作成も遅れており、発送にかかる通信費も未使用である。
現任校では、受領書を取らない場合の協力者への謝金の支払いは認められておらず、個人情報の観点から、事務処理の過程で対象者となった個人の情報が不特定多数に知られることから受領書を取ることが躊躇われる。そのため、謝金の使用はしていない。データ処理が遅れていることから、スーパーバイズを受けるに至らず、その謝金も使用していない。

Expenditure Plan for Carryover Budget

未使用分の、データ入力・整理費を使用して、データ処理を行い、質問紙の作成と発送を行う。質問紙の作成過程で、必要であれば、現任校では妥当なスーパーバイザーがいないため、北海道の前任校に出向きスーパーバイズを受ける。
進行そのものは計画通りに行う。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 父親の育児休業取得に関する文献検討2015

    • Author(s)
      川合美奈 三國久美 佐鹿孝子
    • Journal Title

      北海道医療大学学部学会誌

      Volume: 11 Pages: 69-76

URL: 

Published: 2016-06-01  

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