2015 Fiscal Year Research-status Report
Blalock-Tausig shuntの人工血管流量を調節するデバイスの開発
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26870721
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
佐々木 智康 大阪医科大学, 医学部, 非常勤医師 (10411365)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 先天性心疾患 / ブラロック短絡術 / 流量調整 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度では本装置のコンセプト(円筒形バルーンによる小口径人工血管血流を経皮的に調整する装置)がシミュレーション回路とビーグル犬頸動脈置換モデルで証明された。平成27年度は更なるデータの蓄積を行い、その成果を国内関連学会で発表し、加えて高い評価を受けた日本小児循環器学会の学術誌に邦文論文として投稿した。また2015年9月11日に国際特許出願を実施した。(PCT/JP2015/075852) 平成27年度では本装置が実際の臨床で応用される対象であるBlalock-Taussigシャント手術(チアノーゼ性先天性心疾患に対して胸腔内で鎖骨下動脈‐肺動脈間を人工血管で接続する姑息手術)のモデル作成(ビーグル犬)に着手した。手術手技は確立し、長期生存可能なモデルになったため、本装置の動作を実証すべく生体内血流測定法の検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
データの蓄積によって国内関連学会での発表に加え、邦文論文の投稿に至った。当初困難と予想されたビーグル犬Blalock-Taussigシャント手術モデルの作成が可能となった。また知的財産権として2015年9月11日に国際特許出願を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26および27年度で用いた従来の生体内血流測定法はビーグル犬Blalock-Taussigシャント手術モデルでは肺血流測定が困難であると判明したため、新しい測定法(圧-流量同時測定カテーテルの血管内挿入)の導入・確立を目指す。得られたデータを国内外関連学会で報告する。平成27年度で未達成部分である本装置の耐久性試験の評価を行い本装置の改良を行いたい。
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Causes of Carryover |
実験モデルの確立により消耗品購入費の削減が得られた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
この残金を平成28年度の研究計画での物品購入等で執行する計画である。
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Research Products
(3 results)