2014 Fiscal Year Research-status Report
ハンディ3Dスキャナ・3Dプリンティングを用いた運動器疾患治療の開発
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26870724
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| Research Institution | Osaka Sangyo University |
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Principal Investigator |
花之内 健仁 大阪産業大学, 工学部, 准教授 (40711643)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | ハンディ3Dスキャナ / 3Dプリンティング / 整形外科 / リハビリテーション / 福祉工学 / 人工膝関節手術後動作解析 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
初年度は、ハンディ3Dスキャナの整形外科およびリハビリテーション分野への応用について下記内容について進めることができた。主に2つある。1つ目として人工膝関節手術患者の術後の動態解析への応用を検討した。これは、膝関節の術後CTを、ある屈曲角度で撮影しておいて、他の屈曲角度における膝関節周囲の皮膚領域を3Dスキャンし、3次元モデル化すると、先のCTを利用して、あたかもその屈曲角度における膝の状況を把握できるというものである。これによって、膝関節の一定の屈伸運動に対して、人工関節の回旋評価ができるというものである。現在、取得症例数が10例程度であり、症例を増やして評価を行っていきたいと考える。もう1つには、スキャンして3次元画像化する工程を、義肢装具作成の一工程に代替できないか検討をすることである。下腿切断端のファントムをスキャンし、CTデータから得られる3次元モデルを完全正解として、これら差分を精度評価として行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
上記研究実績で述べた研究以外にも、調査項目があり、全体の達成度で見た場合5割程度であるため。
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| Strategy for Future Research Activity |
１つめについては、症例数を集めて、人工関節機種ごとの動きを解析していく予定である。
２つめについては、実際の義肢装具会社が作成する場合のモデルとの比較を行い、より詳細な検討を行っていきたい。
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| Causes of Carryover |
画像解析ソフトウエアのライセンス購入が必要であり、申請書に予定していたが、
購入価格が見積もり額よりも上回るものであったため、繰り上げを必要としました。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
初年度に購入したので次年度の大きなソフトウエアの購入は今のところありません。
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