2015 Fiscal Year Research-status Report
筋力トレーニング中の経頭蓋磁気刺激が筋パフォーマンスに与える効果の検討
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26870816
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Research Institution | National Institute of Technology, Kumamoto College |
Principal Investigator |
高橋 恭平 熊本高等専門学校, 共通教育科, 准教授 (20585492)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 筋パフォーマンス / 経頭蓋磁気刺激 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、26年度に実施した研究の分析および成果発表、追加実験の計画を立てた。 平成27年6月にアメリカ合衆国にて開催されたOrganization for Human Brain Mappingにおいて「Suprathreshold TMS during maximal voluntary biceps brachii contraction improves muscle performance」の演題で成果発表を行った。当該会議ではパフォーマンスのみの公表としたため、メカニズムや今後の研究展開について大変良い意見交換が出来た。具体的には、今回の研究に参加した被験者が運動習慣のない健康な成人であったことから、運動習慣のあるアスリートや、運動習慣のない生活習慣病を患う者を対象とした同研究も有意義ではとの指摘を受けた。それを基にデータの再分析と追加実験の計画を立案中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国際会議における成果発表後、速やかに論文執筆に入る予定であったが、データの再分析と追加実験の立案に少々足踏みしてしまったため。
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Strategy for Future Research Activity |
まずは、データの再分析と追加実験の立案を速やかに実施し、それに取り掛かれるようにする。また、異なる運動形態で同研究を実施していく。
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Causes of Carryover |
当該年度に実施予定であった自転車を使用したダイナミックな運動形態による同研究が実施することができなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
無酸素性の自転車運動が出来る自転車を購入し、従来の運動形態とは異なる運動形態での研究を実施する予定である。
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