2015 Fiscal Year Annual Research Report
人類史における国家形成プロセスの解明にむけた理論と実践の基盤構築
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26884006
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
有松 唯 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (60732112)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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Keywords | 国家形成 / 発展段階史観 / 中近東 / 物質文化 |
Outline of Annual Research Achievements |
人類の技術的、文化的進歩の必然的帰結といったイメージが付与されてきた国家とその形成プロセスについて、古典的文化進化論を打破する意も含め、理論的検討を試みた。その成果は、昨年度に確定していた単著の出版、加えてセミナーおよびシンポジウムでの複数の招聘講演という形で、順次発表した。 さらに上記理論的検討の実証面を補うべく、西アジア(イラン・イスラム共和国)に由来する広島大学所蔵考古資料の整理・分析を本格化させた。本年度にもとづく成果を国際学会でも発表し、資料総体の学術的価値を向上させることができた。広島大学所蔵資料は以降も分析の中核を成すが、研究資源としての国際的評価を本年度獲得できたことから、今後の成果についても期待がもたれる状況を整備できたと考える。 上記資料について、より詳細な年代的・文化的・歴史的位置付けの推定を可能にすべく、絶対年代測定用試料や層序のデータを取得するフィールドの確保にむけ、イラン・イスラム共和国での交渉・事前調査を実施した。現地での遺跡踏査を実施した結果、適う対象を選定することができた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)