2015 Fiscal Year Annual Research Report
文化的多様性のなかのグローバル倫理-難民・強制移動とジェンダー暴力を例とする研究
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26884022
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
池田 丈佑 富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (50516771)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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Keywords | グローバル倫理 / 文明 / 人道主義 / 人道支援 / 難民 / 国内避難民 / ジェンダー暴力 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初計画で示された活動・研究は概ね達成された。 まず、インドでの現地調査であるが、2015年11月と2016年3月の2度に分けて行った。とくに1回目においては、ジンダル大学の協力のもとワークショップ(Humanity beyond Civilization)を開催し、研究成果の一部を報告した。一方、英国での調査であるが、当初予定していた聴き取り調査者が異動したため内容を変更し、ロンドン大学での資料収集とした。また、インド第2回調査については、調査前後にわたりソーニーパット市・デリー市で大規模なデモ・治安部隊との衝突が展開されたため、一部研究者との面談が不可能となった。この点についてはデリー在住の別の研究者、ならびにカシミール州で活動中のNGOスタッフとの面談が実現し、当初の計画に準ずる内容の調査を実行できた。 その上で、前年度からの研究活動と合わせ、本年度には日本語共著1、英語共著1、英語共著論文1(役割はsecond author)、英語報告1の成果につながった。また、28年度においては国際学会での報告が2件(英国国際関係学会、米国国際関係学会)、国内での国際ワークショップにおける報告が1件内定しており、いずれも本研究課題の成果を公表する場となる。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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