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2014 Fiscal Year Annual Research Report

アラビア半島とインドの学術交流によるイスラーム改革思想の形成と展開についての研究

Research Project

Project/Area Number 26884057
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

石田 友梨  早稲田大学, 付置研究所, 助手 (60734316)

Project Period (FY) 2014-08-29 – 2015-03-31
Keywords思想史 / インド / アラビア半島 / イスラーム改革思想 / ネットワーク / ディジタル・ヒューマニティーズ
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、17-18世紀におけるアラビア半島とインドとの学術交流の実態より、イスラーム改革思想の形成と展開を明らかにすることにある。学術交流の実態は、学者の経歴や専門分野について記録した伝記によって詳らかにすることができる。インド出身のムスリムで、アラビア半島への留学経験をもつシャー・ワリーウッラーの著作を中心に、本年度はアメリカとインドにおいて文献収集を行った。
アメリカでは、シカゴ大学図書館とアメリカ議会図書館において文献調査を行ったほか、シャー・ワリーウッラーの専門家であるロヨラ大学シカゴ校のマルシア・ヘルマンセン教授と面談し、今後の研究についての助言を得ることができた。
インドでは、以下の四都市において写本調査を行った。ハイデラーバードでは、Osmania University Library、Andhra Pradesh Government Oriental Manuscripts Library and Research Institute、State Central Library、Salar Jung Museum Libraryを訪問した。ラーンプルではRaza Library、アリーガルではMaulana Azad Library、ラクナウではNadwa al-'Ulama'を訪れ、シャー・ワリーウッラーの著作の所蔵状況について包括的な調査を行った。その結果、先行研究で指摘されていながらも所在の不明であった著作や先行研究で言及されていない著作を発見し、重要な著作についてはその一部の複写を得ることができた。
また、入手した文献に基づく学術交流の実態については、ディジタル・ヒューマニティーズの手法を活用し、その一部をネットワークとして視覚化することに成功した。

Research Progress Status

26年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 17-18世紀ハラマインにおける師弟関係―シャー・ワリーウッラーの伝記情報のネットワークによる視覚化とその分析―2015

    • Author(s)
      石田友梨、萩原淳
    • Organizer
      日本中東学会
    • Place of Presentation
      同志社大学
    • Year and Date
      2015-05-17

URL: 

Published: 2016-06-01  

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