• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2015 Fiscal Year Annual Research Report

ジョブローテーションにおける望ましいスケジューリング方法についての理論分析

Research Project

Project/Area Number 26885028
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

坂東 桂介  東京工業大学, 社会理工学研究科, 助教 (50735412)

Project Period (FY) 2014-08-29 – 2016-03-31
Keywordsゲーム理論 / マッチング / ジョブローテーション
Outline of Annual Research Achievements

ジョブローテーションとは同一企業内で定期的に職場異動を実施する事を意味し、現在多くの企業がジョブローテーションを行っている。本研究課題は、労働者及び職場の希望を反映した望ましい性質をもつジョブローテーションのスケジューリング方法を、マッチング理論の枠組みで分析し明らかにすることである。
ジョブローテーションは企業内の労働者の配属先を与えられた期間の中で、繰り返し決めるマッチング問題とみなすことができる。これは、動的マッチング問題と呼ばれる問題と密接に関連する。今年度は、動的マッチング問題の既存研究などを``Two-sided Matching with Externalities: A Survey''と題されたサーベイ論文としてまとめた。この論文では、動的マッチング問題と外部性のあるマッチング問題との関連性を指摘し、それぞれの分野の既存研究をまとめて紹介している。本論文は、国際論文誌``Journal of the Operations Reserach Japan''に掲載されている。
また、ジョブローテーションのスケジューリング方法についての理論的考察を行った。ジョブローテーションでは「定期的に各労働者の配属先が異なってなければならない」という制約を加えた動的マッチング問題を考える必要がある。本研究では、このような制約を考慮した新たなモデルを提案し分析を進めた。制約があることによって、既存研究で知られている多くの結果は、成立しなくなることを示した。また、スケジューリングを決めるいくつかのアルゴリズムを提案した。今後はこれらの結果を論文としてまとめる予定である。

Research Progress Status

27年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] Two-sided Matching with Externalities: A Survey2016

    • Author(s)
      Keisuke Bando, Ryo Kawasaki, and Shigeo Muto
    • Journal Title

      Journal of the Operations Research Society of Japan

      Volume: 59 Pages: 35-71

    • DOI

      10.15807/jorsj.59.35

    • Peer Reviewed / Open Access

URL: 

Published: 2017-01-06  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi