2015 Fiscal Year Annual Research Report
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26885029
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| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
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Principal Investigator |
小笠原 浩太 東京工業大学, 社会理工学研究科, 助教 (00733544)
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| Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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| Keywords | 家計内資源配分 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、前年度までに構築したデータベースを利用して、戦前日本の都市家計における家計内資源配分に関する論文をまとめた。都市家計の労働配分や消費の構造、およびそれに関連する人口変動については、19-20世紀初頭を対象とする英国の経済史研究を中心に関心がもたれてきた。これら研究をふまえて、本研究では新たに構築した都市家計データを利用し、1920-30年代における東京市の労働者階級家計における労働供給、および消費構造の一部を明らかにした。また、消費構造そのものに加えて、栄養摂取と健康状態との関連についても定量的な分析を行った。以上の結果を論文にまとめ、所属機関のdiscussion paperとして刊行した。また、本研究で得られた結果の妥当性を議論するためLondon School of Economicsに短期滞在し、Eric Schneider教授、Janet Hunter教授、およびNeil Cummins教授を中心に複数の研究者からコメントを受ける機会を設けた。また同様に、University of SussexのIan Gazeley教授、University of OxfordのJane Humphries教授からも、論文の内容について個別にコメントを受ける機会を設けた。
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| Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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