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2015 Fiscal Year Annual Research Report

ベンチャーキャピタル(VC)によるシンジケーションと投資リスクに関する実証分析

Research Project

Project/Area Number 26885114
Research InstitutionHiroshima University of Economics

Principal Investigator

幸田 圭一朗  広島経済大学, 経済学部, 助教 (10734006)

Project Period (FY) 2014-08-29 – 2016-03-31
Keywords経営学 / ベンチャー企業 / ベンチャーキャピタル
Outline of Annual Research Achievements

本研究は,ベンチャーキャピタル(VC)によるシンジケーション(ある企業に対して、複数の投資家が共同で投資を行うこと)と投資リスクの関連性を明らかにするという目的に沿って,VCのシンジケート投資に,投資環境を踏まえたリスク指標を活用し,実証的な分析を行うものである。
本年度は,当初の研究計画どおり,昨年度の予備的分析を踏まえて,VC投資データを再構築したうえで実証分析を行い,その取りまとめを行った。なお,昨年度の分析を発展させた具体的な部分は,以下の2点である。 1. さまざまなリスク指標について,投資家サイドのリスクだけではなく,ベンチャー企業サイドのリスクも加味すること 2. 近年(~2014年)のIPO増加傾向や実務家の方々との意見交換やヒアリングの結果から,対象年度とするデータセットの数を拡張すること
本年度の分析により,リスクの高いベンチャー企業への投資ほどVCによるシンジケート投資が行われているという結果が得られた。つまり,シンジケーション構築の背景には,リスク軽減を目的としていることが,実証的なエビデンスとして確認されるものである。
この実証分析結果は,VCのシンジケーションについて,既存の研究と合わせて一定の理論的な統一解を提示できるものであり,学術的な意義は大きい。また,実務的にも,リスクに対する投資の意思決定が明らかとなっており,VCの投資指針としても大きな礎となるものである。

Research Progress Status

27年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (2 results)

All 2016 2015

All Journal Article (1 results) (of which Acknowledgement Compliant: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] ベンチャーキャピタル(VC)投資におけるシンジケーションとその目的2016

    • Author(s)
      幸田圭一朗
    • Journal Title

      広島経済大学経済論集

      Volume: 第38巻 第4号 Pages: 51-54

    • Acknowledgement Compliant
  • [Presentation] ベンチャーキャピタル(VC)投資におけるシンジケーションとその目的2015

    • Author(s)
      幸田圭一朗
    • Organizer
      広島経済大学経済学会
    • Place of Presentation
      広島経済大学(広島県・広島市)
    • Year and Date
      2015-12-03 – 2015-12-03

URL: 

Published: 2017-01-06  

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