2015 Fiscal Year Annual Research Report
歯周病と咀嚼能力の低下が動脈硬化性疾患のリスク因子と発症に及ぼす影響
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26893141
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
來田 百代 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (10733082)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2017-03-31
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Keywords | 咀嚼能率 / 動脈硬化 / 疫学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)データの収集:すでに平成20~24年に国立循環器病センター予防健診部において歯科検診を受診した吹田研究基本健診参加者(約1,900名のうち、頸部エコー被検者は約1,500名)の中で初回歯科検診から4年以上経過し、文章により同意を得た者に対して研究期間中に再評価を行った。平成27年度の9月末までの歯科再評価は目標175名(年間目標としては350名)に対し、139名であり、初回歯科検診は目標40名(年間目標としては80名)に対し、19名であった。 2)横断解析:咀嚼能率の低下がメタボリックシンドローム罹患と関連する可能性が示され、今後の縦断研究の基礎資料が得られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
データの収集においては、初回歯科検診は目標に達しなかったが、再評価においては目標値近くデータを収集する事が出来た。解析については、今後、縦断解析の新たな基礎資料となる結果が明らかとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きデータ収集を行う。歯科検診再評価者は、累積して1,000名を目標とする。初回歯科検診は去年度より減少傾向にある事より、累積して2,000名以上を目標にベースライン調査者数の増加をはかる。解析については、前年度に引き続き、サンプル数を追加して横断解析を行う。また、ベースライン評価からの追跡期間は最長でも4年と短く、サンプル数も十分ではないが、前向きコホート研究のプレ解析として、これまでの横断解析で頸動脈硬化との関連が認められている口腔健康因子(歯周病、咀嚼能力関連因子)のベースラインデータならびについせき期間中の変化が、再評価時における動脈硬化性疾患リスク因子ならびに発症に及ぼす影響について、辞意断解析(年齢、性別、既往歴、生活習慣等を調整した多変量解析)を行い、今後の前向きコホート研究の基礎資料を得ることを目標とする。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Does the utilization of dental services associate with masticatory performance in a Japanese urban population?: the Suita study2015
Author(s)
Miki Kikui, TakahiroOno, Momoyo Kida, Takayuki Kosaka,Masaaki Yamamoto, Yoko Yoshimuta, Sakae Yasui, Takashi Nokubi, YoshinobuMaeda, Yoshihiro Kokubo, Makoto Watanabe, Yoshihiro Miyamoto
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Journal Title
Clinical and Experimental Dental Research
Volume: 26 OCT
Pages: 1-6
Peer Reviewed / Open Access
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