2015 Fiscal Year Annual Research Report
Study on support of public health nurse for the tuberculosis patients who have difficulty with treatment continuity
| Project/Area Number |
26893234
|
|---|
| Research Institution | Osaka Prefecture University |
|---|
Principal Investigator |
安本 理抄 大阪府立大学, 看護学研究科, 助教 (00733833)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
|
| Keywords | 結核患者 / 保健師 / 支援 |
|---|
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、我が国において1年間に約2万人が新たに発症し、約2千人が死亡する結核について、社会的不利な状況にある生活困窮者の結核罹患率及び治療継続環境の改善を図るため、対応困難な結核患者支援の実態を明らかにし、前向きに結核治療に取り組める保健指導方法を構築することを目的とする。平成27年度は、結核患者の背景に応じた保健指導方法を明らかにし適切な支援につなげるため、保健師10名のインタビュー調査（調査Ⅰ）の結果から対応困難事例への保健指導内容についてまとめた。また、結核患者の背景に応じた保健指導方法を明らかにし適切な支援につなげるために、結核患者の保健師の支援の受け止めについて把握するため下記のように進めた。
1．対応困難な結核患者支援経験がある保健所保健師のインタビュー調査（調査Ⅰ）について分析し、保健師が行う結核患者支援の内容を検討した。
2．対応困難事例に関連する文献から結核回復者への調査項目を検討し半構造化面接調査の準備を行った。
3．所属大学研究倫理委員会の審査を経て、結核回復者（結核治療を必要としないと認められてから2年以内の者）5名を対象にインタビュー調査（調査Ⅱ）を実施した。インタビュー調査の内容を分析し、結核患者の保健師の支援の受け止めについて検討した。
4．保健師が行う結核患者支援内容について抽出し、保健師、教育・研究者による表面妥当性の検討を行った。
5．第5回日本公衆衛生看護学会で成果について報告し意見交換を行った。
|
| Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
| Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(2 results)
