2014 Fiscal Year Annual Research Report
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26893242
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
渡邊 美保 高知県立大学, 看護学部, 講師 (70571313)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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Keywords | 高齢者 / リロケーション / 看護ケア |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は、研究目的に沿って海外文献も含めた文献検討を行い、リロケーションの概念分析を行った。その後、概念分析をもとに、インタビューガイドを作成した。さらに、研究の質を確保するために、研究者を対象にプレテストを行い、インタビューガイドの洗練を行った。 所属機関の研究倫理審査承認後、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟、一般病棟の看護師を対象に半構成化面接を行っている。半構造化面接とデータ分析は同時に行っており、リロケーションを支援する看護ケアのカテゴリー抽出を行っている。研究の分析については、信用可能性を確保するために、分析の全過程において、質的研究の経験のある看護研究者にスーパーバイズを受けている。 今後は、継続してデータ収集と分析を行っていき、高齢者のリロケーションを支援する看護ケアモデルの構築と課題の検討を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成26年度は、インタビューガイドの洗練、研究協力者への半構造化面接の実施が目標であった。研究協力者の勤務のご都合に合わせて面接の日程調整を試みたため、計画の予定人数よりも少ないが、平成26年度は7名の研究協力者に面接を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は、継続して、回復期リハビリテーション病棟や一般病棟、地域包括ケア病棟に勤務する看護師に対して半構成的面接を行い、高齢者のリロケーションを支援する看護ケアについて明らかにする。また、データ分析を行い、今後の高齢者のリロケーションを支援する看護ケアモデルの構築と今後の課題につなげていく予定である。 データ収集と分析は同時に行い、カテゴリーの特性を抽出し、高齢者のリロケーションを支援する看護ケアを抽出できるように洗練する。
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