2015 Fiscal Year Annual Research Report
破歯細胞形成誘導におけるセメント細胞・セメント芽細胞とアポトーシスの関与
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26893289
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
清水 真美 日本大学, 松戸歯学部, 助手(専任扱) (50732856)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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Keywords | 歯根吸収 / アポトーシス / セメント質 / セメント芽細胞 / 矯正力 / 破歯細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度では、in vivoでラットを用いた実験的歯根吸収モデルにてアポトーシスの発現を確認するためcaspase3, 8の発現について検討をおこなったところ強い矯正力を負荷してから3日目で圧迫側のセメント質部にcaspase8の発現の増加を認めた。また5日目で歯根吸収が生じ圧迫側のセメント質にcaspase3の発現の増加を認めた。このことから圧迫側のセメント質でアポトーシスが発現していることが考えられる。 次にin vitroではセメント芽細胞の培養を行いcompression forceを強い矯正力として細胞に負荷し、caspase3, 8の遺伝子発現量について検討を行ったところcaspase3, 8ともに矯正力を負荷して3時間で発現がコントロールと比較して増加しはじめ, 6時間でピークに達した。このことから強い矯正力を負荷した際にはアポトーシスが生じることが考えられる。 以上のことから強い矯正力を負荷した際にアポトーシスが発現することが明らかになった。今後は引き続き, アポトーシスと歯根吸収の関連についてCICEB、 PYCARD、BAK-1、TNFRSFおよび BCL-2の発現をin vivo, in vitroともに検討していくのとともにin vitroで破骨細胞の分化実験等も行っていく予定である。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)