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2014 Fiscal Year Annual Research Report

マグネット訪問看護ステーションの成功要因の探索

Research Project

Project/Area Number 26893296
Research InstitutionKanto Gakuin University

Principal Investigator

藤井 千里  関東学院大学, 看護学部, 助教 (80737651)

Project Period (FY) 2014-08-29 – 2016-03-31
Keywords訪問看護 / 訪問看護ステーション / 管理運営 / マグネット
Outline of Annual Research Achievements

現在、訪問看護で使用されている質保証ないし質評価に関する特徴は、提供した看護技術の質評価や質保証に焦点が当てられている。肝心の提供する看護の基盤となるステーションの管理運営については、学術的に検証されたものや管理者を支援する基準は少ないのが現状である。一方、国外においては、agencyを運営している組織的な特徴を明らかにする研究はあるが、文化や医療制度等が異なり、参考となる先行研究がほとんどない。
その中で、マグネット訪問看護ステーションの成功要因を明らかにするための参考になりそうなものが、①訪問看護の質保証と経営の安定を図っていくために開発された訪問看護サービス質評価のためのガイドライン(以下、ガイドライン)と、②ナースのための管理指標MaIN2(以下、MaIN2)が、本研究の参考になる資料と考えた。ガイドラインは、利用者に選ばれるステーションとなるため、これまで以上にサービスの質の保証および向上が必要であるという観点から開発され、訪問看護機関・施設の機能評価と訪問看護サービス評価の2部構成となっている。本研究では、訪問看護機関・施設の機能評価を参考にした。その理由として、このガイドラインを基に日本訪問看護振興財団がコンサルテーション事業を行い、経営状態を改善している実績があることから、作成していく上の参考になると考えた。一方、MaIN2は、病院の規模によらず、簡便に自己評価ができることが利点として挙げられる。しかし、この指標は、病院管理に焦点が当てられている。ステーションでの活用となると、訪問看護に特化した内容を盛り込んでいく必要がある。以上の参考資料を土台として、調査用紙を完成させた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

文献検討の過程で、発展的な訪問看護ステーションの管理運営体制は、増収増益を挙げている優良企業に似た経営構造が見出された。調査項目を検討していくに際し、経営学も参考にしていく必要がある。特に、看護管理では弱いとされている実践の拠り所となる経営理念の作成、営業活動、プロモーション、財務管理の視点を取り入れる必要性が生じ、管理運営体制を問う項目選定に予想外の時間を要した。

Strategy for Future Research Activity

倫理審査承認後、調査用紙の発送ならびにデータ分析を行っていく。

URL: 

Published: 2017-01-06  

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