2015 Fiscal Year Annual Research Report
Dravet症候群患者由来iPS細胞におけるGABA作動性ニューロンの解析
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26893318
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
河野 洋幸 福岡大学, てんかん分子病態研究所, ポスト・ドクター (10736218)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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Keywords | てんかん / Dravet症候群 |
Outline of Annual Research Achievements |
Dravet症候群患者由来のiPS細胞を用いて、単一ニューロン培養標本であるオータプス培養標本を作製し、GABA作動性神経におけるシナプス伝達の解析を行うことを目的に研究を行った。しかし、iPS細胞から分化誘導した単一のGABA作動性ニューロンではパッチクランプ法による電気生理学的な応答が記録できなかった。 そこで、本研究では遺伝子改変マウスを用いた単一のGABA作動性ニューロンの電気生理学的解析を行い、Dravet症候群モデルマウスではGABA作動性ニューロンのシナプス伝達が脆弱していることが分かった。また、グルタミン酸作動性ニューロンに関しては、Dravet症候群モデルマウスにおける有意な変化は認められなかった。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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