1986 Fiscal Year Annual Research Report
あいまいさを含む実システムの評価とモデリングに関する研究
Project/Area Number |
60302089
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
森田 矢次郎 東京工大, 工学部, 教授 (70016301)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 周太 九州工業大学, 工学部, 教授 (40039102)
本多 中二 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (30017420)
田中 英夫 大阪府立大学, 工学部, 助教授 (20081408)
菅野 道夫 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (40016449)
繁桝 算男 東京工業大学, 工学部, 助教授 (90091701)
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Keywords | あいまい / ファジィ集合 / 複雑 / 人間 / 実システム / 評価 / モデリング |
Research Abstract |
本研究は、実システムにおける処理を容易にすることが目標であり、そのための有効な評価法とモデリング手法の開発を目指している。昭和61年度は2年目に入っており、昨年度の準備と各研究分担者がそれぞれの専門領域からの知見を踏まえて、いくつかのトピックスに関する研究発表と討論を中心に運営された。本年度の重点的な活動は以下の3種類である。 1.全体会合ではトピックスを決め、研究発表と討論を通して実システムに対する具体的方策を見出す。 2.下部組織として研究会を運営し、最終年度に成果を出せるよう体制を整える。 3.昭和62年7月に開催される国際ファジィシステム学会第2回会議(於日本)を成功させるため学問的な側面だけでなく運営面でも協力する。 具体的には以下の成果を得ている。 すなわち、1.全体会合では、(1)ファジイコンピュータへの道 (2)あいまいのもとでの意思決定 (3)信頼性の表現とその解析法 (4)ファジイ集合とメンバシップ関数 (5)あいまい選好判断とファジイ効用差によるモデル的考察(6)演繹的推論から高次推論へ向けてのあいまいな知識の役割 (7)心理的決定のモデルと規範モデル (8)Integrated Color Face Graphs for PlantAccident Display(9)Fujjy論理関数の表現と簡単化 等のテーマに対してハードウェア,ソフトウェア両面から検討がなされた。 2.下部組織として最終的に4つの研究会((1)人間学研究会,(2)ファジイ制御研究会,(3)ファジィOR研究会,(4)ファジィ推論とエキスパートシステム研究会)が承認され、それぞれの研究会が数回の会合を開いた。また、一般からの参加も呼びかけ、来年度に向けて基盤の整備が完了した。 3.国際会議開催に関する協力は、研究分担者の多くが論文投稿するだけでなく、会議運営のための実行委員として参画することによってもなされている。
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