1988 Fiscal Year Annual Research Report
免疫グロブリンの生物活性発現機構解明へのアプローチ
Project/Area Number |
60303031
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
荒田 洋治 東京大学, 薬学部, 教授 (40011499)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
溝渕 潔 東京大学, 理学部, 助教授 (00092346)
内海 爽 愛媛大学, 医学部, 教授 (30028493)
京極 好正 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (90012632)
黒沢 良和 藤田学園保健衛生大学, 医学部, 教授 (10109259)
奥村 康 順天堂大学, 医学部, 教授 (50009700)
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Keywords | 免疫学 / タンパク質の高次構造 / X線結晶解析 / 分子遺伝学 / ストップト・フロー法 / 細胞間相互作用 |
Research Abstract |
班会議においては, 奥村〔self, nonself識別の分子機構:現時点での理解〕, 黒沢〔免疫学における分子生物学の役割:現状と今後〕, 松浦〔X線結晶解析による抗原抗体コンプレックスの構造〕, 三井「インターロイキンー2のX線結晶解析〕, 溝渕〔遺伝子の進化とタンパク質の機能〕, 中西〔ストップトフロー法による免疫担当細胞の認識と情報伝達〕についての要約があり, それぞれ極めて活発な意見の交換があった. それぞれの班員の代表的な研究成果は, 添付の資料にまとめられているが, 本班全体としての成果は (a)大阪大学タンパク研セミナー:分子レベルにおける免疫研究の現状 昭和60年7月 大阪大学蛋白質研究所 および同セミナーおよび本研究班の研究成果をふまえて, 班員の黒沢と荒田が協同で編集した (b)免疫の分子論的基礎 蛋白質・核酸・酵素臨時増刊 昭和61年7月(共立出版) である.
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Research Products
(7 results)
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[Publications] W.Ito;M.Nishimura;N.Sakato;H.Fujio;Y.Arata: J.Biochemistry. 102. 643-649 (1987)
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[Publications] Y.Kuwana;S.Ito;F.Nagase;I.Nakashima;Y.Kurosawa: FEBS LETTERS. 219. 360-364 (1987)
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[Publications] H.Nakauchi;Y.Shinkai;K.Okumura: Proc.Natl.Acad.Sci.USA. 84. 4210-4214 (1987)
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[Publications] K.Udaka;M.Okaba;S.Utsumi: Molecular Immunology. 23. 1103-1110 (1986)
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[Publications] M.kainosho;H.Nagao: Biochemistry. 26. 1068-1075 (1987)
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[Publications] K.Mizobuchi: Adv.Biophys.21. 3-18 (1986)
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[Publications] 荒田洋治,黒沢良和 編: "免疫の分子論的基礎" 共立出版, 176 (1986)