1988 Fiscal Year Annual Research Report
高エネルギー・ハドロン反応によるチャーム及びビューティ粒子崩壊の研究
Project/Area Number |
60460019
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
寺中 正彦 大阪市立大学, 理学部, 助教授 (50046934)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡部 久高 大阪府科学教育センター, 主任研究員 (10132945)
奥澤 徹 大阪市立大学, 理学部, 講師 (60047397)
楠本 脩 大阪市立大学, 理学部, 教授 (00046749)
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Keywords | 崩壊時間 / 重いフレーバー |
Research Abstract |
チャーム及びビューティ粒子の崩壊現象の研究において, 第1回原子核乾板照射実験で, カウンター側のデータと乾板中で見出された800GeVー陽子ー原子核反応中の約120例のチャーム粒子崩壊現象候補について, 解析され, カウンター側のオフ・ライン・プログラムの改良, 乾板側のチャーム粒子探索の方法が完成した. 第2回原子核乾板照射実験では, 650GeV負パイ粒子が照射され, カウンターにおいては, シリコン固体検出器の精度を2倍上げ, ミューオントリガーの性能を増加したことの改良がなされ, 乾板標的においては, その直後に現象探索の能率を上げるために, 原子核乾板テープを設置するという改良がなされ, 47lの乾板の現像が完了した.
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