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1988 Fiscal Year Annual Research Report

各種癌死亡率の地域差と食事摂取パターンの年代別推移

Research Project

Project/Area Number 60480181
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

加美山 茂利  秋田大学, 医学部, 教授 (80004547)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島田 彰夫  秋田大学, 医学部, 助手 (70006724)
小泉 昭夫  秋田大学, 医学部, 助教授 (50124574)
Keywords各種癌死亡率の地域差 / 食事中変異原性 / 陽性化食品点数 / 陰性化食品点数 / 国民健康保険レセプト / レコードリンケージ / アルコール飲料 / タバコ
Research Abstract

前年度までに年代別食事摂取状況を調査した19市町村およびモルモン教信者のグループについて, 調査資料を整理し, データをコンピュータに入力した. 有効回答をえたものは31505名であった.
これら入力した60種類の食品・嗜好品類について, 市町村ごとに, 性別年代別の摂取平均実数値をアウトプットし, 地区ごとの食生活の実態を明らかにした. また, 食事中変異原性と関連する陽性化食品10種, 陰性化食品7種について, それぞれの採点を行い, 調査時現在の年代別に, 性別, 年代別の平均点数, 標準偏差を算出し, これら評点の分布範囲を95%信頼限界の矩形で表示する方法を考案した. これによって各年代別の変異原性関連食品の摂取状況を地区別に比較し, 推移を追跡することが可能となった.
また, これらの成果を個人の発癌予防の食生活指導に資するために, 陽性化点数および陰性化点数に寄与度の大きいものから順に5食品を打出し個人表を作成し, 上述の結果とともにファイルし, 対象市町村に配布した.
調査結果の説明とともに, 食生活調査対象者よりの発癌者を市町村に保存されている国民健康保険レセプト, 高額医療費支拂者リストならびに死亡者リストより作成報告してもらうように依頼した. その報告にもとづき, 部位別癌の種類ごとに, 60種類の食品・嗜好品の摂取頻度, 陽性化点数, 陰性化点数の集計処理を行い, 罹患データと食事摂取データとのレコードリンケージを行った.
調査各市町村よりの罹患データの回答が大巾に遅れているが, 国保レセプトとのレコードリンケージでえられた265名の癌罹患者について上記プログラムの適用を行った結果, 胃癌罹患者では米飯やアルコール飲料が多く, 腸癌では山菜やきのこの摂取が多いこと, 肺癌では肉魚が多くタバコも多い. 乳癌でも肉魚, タバコの摂取が多かった.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 加美山茂利: 日本衛生学雑誌. 43. 82-97 (1988)

URL: 

Published: 1990-03-19   Modified: 2016-04-21  

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