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1986 Fiscal Year Annual Research Report

解離性大動脈瘤に対する外科療法-カテーテルによる解離口閉鎖法の開発-

Research Project

Project/Area Number 60480318
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

小沢 修一  神戸大, 医学部, 助手 (60116209)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山下 長治郎  神戸大学, 医学部, 助手 (00144569)
松森 正之  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (30101067)
Keywords解離性大動脈瘤 / 解離口閉鎖カテーテル / アンブレラタイプバルーンカテーテル / ダブルバルーンタイプカテーテル / スパイラルバルーンタイプカテーテル
Research Abstract

1.解離口閉鎖カテーテルの試作、現在までに3種類のバルーンカテーテルを試作した。
a.本カテーテルはバルーン部分と梁の部分から成っており、挿入する際はバルーン及び梁を縮ませ、解離口の高さで梁及びバルーンを膨らませる。(アンブレラtype)。
b.本カテーテルは、中空の円筒の外に2つのバルーンを付けたもので、血流は中空の円筒の中と、2つのバルーンの間より血流が保たれる。(Doubleバルーンtype)
C.本カテーテルは、スパイラル型のバルーンを膨らませることにより、解離口を閉鎖しようとするものである。(スパイラルバルーンtype)
aについは回路による実験を行い、解離口の閉鎖と、バルーン前後での圧較差を測定したが、いずれも満足すべき結果を得た。しかし大きさについては、動物実験するには大きすぎ、小型化の必要がある。
bについては、小型化が容易であるので、犬について予備実験を行った。バルーン前後の圧較差は認めなかったが、解離口閉鎖については、全同圧直型でないので問題が残る。
cについては、最近開発したので、回路実験を行っているが、解離口閉鎖及びバルーン前後の圧較差について有望である。
また、本カテーテルは構造が比較的単純であるので、小型化も可能と考え現在小型のカテーテルを開発中である。

URL: 

Published: 1988-11-09   Modified: 2016-04-21  

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