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1986 Fiscal Year Annual Research Report

γ-アミノ酪酸B受容体によるアデニル酸シクラーゼ系の制御について

Research Project

Project/Area Number 60580143
Research InstitutionInstitute for Developmental Research, Aichi Human Service Center

Principal Investigator

浅野 富子  心障者コロニー, その他, 研究員 (70100154)

KeywordsGTP結合タンパク質 / カルモジュリン / イムノアッセイ / 免疫組織化学
Research Abstract

γ-アミノ酪酸(GABA)B受容体がGTP結合タンパク質G1 Goと連関していることが60年度の研究で明らかとなった。従ってGi、Goの機能解明はGAB【A_B】受容体の伝達機構を明らかにすることになると考え、61年度はGi、Goの機能解明を目ざして研究を進め、その手がかりとなる次のような成果を得た。
1)Goの生体内分布:Giはアデニル酸シクラーゼ阻害という機能が判明しているが、脳にGiの数倍高い濃度で存在しているGoの機能はまったく不明である。そこでGoのαサブユニットに対する抗体を作製し、精製抗体を用いて高感度エンザイムアッセン系を確立した。このアッセイ系を用いて脳内のGoαの分布を検討すると、大脳皮質に最も高く存在することが分った。免疫組織化学的検索で、neuropilがよく染色され、細胞質は染まらず、白質は弱く染まることが明らかとなった。これらの結果はGoがシナプスの機能、おそらく神経伝達に関与していることを示唆している。また末梢組織におけるGoαの分布を同様に検討すると、脳に比べ非常に低い濃度しか存在しないことが判明した。比較的高かったのは膀胱、胃、腸管などで、肝や筋肉では極めて低く、血球成分中には検出できなかった。免疫組織化学的には、末梢組織は実質細胞が染まらず、組織中に含まれている末梢神経のみが染色されることが明らかになった。また副腎髄質、ランゲルハンス島、下垂体前葉など神経内分泌細胞と呼ばれる分泌細胞の細胞膜も染色されることが分った。従ってGoは神経系および神経に近似した細胞にのみ存在するものと考えられる。
2)Gi、Goとカルモジュリンの相互作用:Gi、Goの新しい機能としてカルモジュリンとの結合作用を見いだした。各サブユニットについて検討すると、Giαとbγサブユニットがカルモジュリンと結合し、Goαはしなかった。【Ca^(2+)】を含む細胞機能の制御にもGi、Goが関与している可能性を示した。

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] Tomiko Asano: Molecular Pharmacology. 29. 244-249 (1986)

  • [Publications] Tomiko Asano: FEBS Letters. 203. 135-138 (1986)

  • [Publications] Tomiko Asano: Journal of Neurochemistry. (1987)

  • [Publications] 浅野富子: 最新医学. (1987)

  • [Publications] 浅野富子: "続・生化学実験講座、第7巻、情報伝達と細胞応答(上)" 日本生化学会, 8 (1986)

URL: 

Published: 1988-11-10   Modified: 2016-04-21  

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