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1986 Fiscal Year Annual Research Report

構造信頼性工学にもとづく強度設計及び強度保証試験のための実際的手法の開発

Research Project

Project/Area Number 60850021
Research InstitutionThe University of Electro-Communications

Principal Investigator

市川 昌弘  電通大, 電気通信学部, 教授 (80017334)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高松 徹  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (00106890)
岡部 永年  (株)東芝, 重電技術研究所, 主査
Keywords構造信頼性工学 / 強度設計 / 強度保証試験 / 実際的手法 / 破損確率,ノンパラメトリック法
Research Abstract

本研究は構造信頼性工学にもとづいて、理論的根拠と実用性を備えた強度設計及び強度保証試験のための実際的手法を開発することを目的としており、具体的には、確率分布形を仮定しない場合の手法の開発,確率分布形を仮定した場合の手法の開発及びそれらのコンピュータプログラム化を行おうとするものである。
確率分布形を仮定しない場合については、本研究代表者(市川)が以前導出した平均値と分散のみによる破損確率の上界公式の改良を前年度に引き続いて進めた。線形計画法の問題として定式化し、上述の上界公式と同じ制約条件下で破損確率の上界を数値的に求め、この上界公式と一致する結果が得られることをまず確認した。ついで制約条件を緩和した場合について線形計画法により上界を求め、上記の上界公式による値よりも低い値が得られることを見い出した。これにより、破損確率の上界公式の改良が可能となった。また、上記の上界公式にもとづく強度保証試験の実用性について検討をくわえた。さらに構造用セラミックスを対象としたプルーフテストについて詳細な検討を行った。
次に分布形を仮定した場合については、ASME(米国機械学会)のボイラ・圧力容器規格の中の低サイクル疲労設計法で用いている寿命安全係数について検討し、この係数が必ずしも適切ではないことを明らかにし、より合理的な寿命安全係数の決め方を堤唱した。
コンピュータプログラム化については、論理プログラミング言語PROLOGの利用の検討を中心として前年度にひきつづいて準備を進めた。FTAへの応用も検討している。
以上述べたように、3年継続予定の研究の第2年度として、予定した計画事項をすべて実施し、成果を得た。

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] 市川昌弘: 日本機械学会論文集(A編). 52. 573-576 (1986)

  • [Publications] M.Ichikawa: Reliability Engineering. 16. 311-315 (1986)

  • [Publications] M.Ichikawa: Reliability Engineering. 17. (1987)

  • [Publications] 市川昌弘: 日本機械学会論文集(A編).

  • [Publications] 市川昌弘: 日本機械学会論文集(A編).

URL: 

Published: 1988-11-09   Modified: 2016-04-21  

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