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1985 Fiscal Year Annual Research Report

設計者の意図に追随する機械設計用対話処理機構の試作

Research Project

Project/Area Number 60850046
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

林 国一  東京工業大学, 国立大(その他), 教授 (00016297)

Keywords計算機構用設計 / マンマシンインターフェイス / 認知科学 / 対話処理
Research Abstract

現在のCADシステムにおいて最も問題となっているマンマシンインターフェイスの不都合を改善することを目的とし、以下に示すような順序で研究を行っている。基本的な方針として人間が一般的に持つ直観的な対象理解のメカニズムを可能な限り計算機システム側に取込もうとするものである。
1.マンマシンインターフェイスの基本設計
1-1.一般的立体知覚則の定式化:当初、人間の形状知覚則を定式化する予定であったが、それだけではなくより機械的な情報との関係の深いことが判明した。以下の項目と深く関係するが、人間は一般的な三次元空間を考えるのではなく、「広がり」と「深さ」のように分解して考えていることが明らかになってきており局所座標糸の利用が有効であることがわかっている。
1-2.専門的認識則の定式化:機械工学系の設計者が持つ機械の認識あるいは理解の枠組を明らかにした。特に機能の記述には、意味原素的記述の有効性が主張できる。
1-3.推論用Frameの構造決定:上記に基づいて機械を人間の設計者の意図に対応して表現するフレーム構造を確定した。
2.マンマシンシステム・ソフトウェアの基本設計
1.に基づき対話処理システムのプロトタイプの基本設計を行った。
3.マンマシンシステム・ソフトウェアの開発
2.に基づき、マンマシンシステムのプロトタイプを開発した。情報の圧縮が効果的であり、高速な設計用対話環境が実現できたと考えている。今後より実用的な対象について評価を行う予定である。

Research Products

(1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Proceeding of IFIP WG5.2 Working Conference. (1985)

URL: 

Published: 1988-11-08   Modified: 2016-04-21  

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