1985 Fiscal Year Annual Research Report
ソフトウェア設計・ドキュメント作成支援システムの作成
Project/Area Number |
60850065
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
都倉 信樹 大阪大学, 基礎工, 教授 (10029423)
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Keywords | ソフトウェア設計 / ドキュメント作成 / モジュール化 |
Research Abstract |
1.ユーザインターフェイス作成支援システムと記述言語の研究 使いやすい応用プログラムを作るには、ユーザインターフェイスの部分にも相当の労力を費やさねばならない。その労力はプログラムの基本機能の作成に要するより、3倍から10倍も多くかかるということがいわれる。その労力を軽減し、かつ、良質のユーザインターフェイスを提供することが望まれるが、この研究で、関連するひとまとまりのデータの入出力を1セッションととらえ、1セッションで入出力されるべきデータについての静的な記述を、プログラムでのデータ構造とともに定義することにより、動的なくわしい入出力手続きを作成する必要をなくす。この記述をするための言語UIDLを設計し、C言語で書かれた本体の中に違和感なくその記述をうめこんだ形でのプログラム開発を可能とした。作成した処理系はその記述から通常のC言語プログラムと別に作成したユーザインタフェイス管理システムUIMSへの制御データを作成し、実行時にはUIMSはその記述にしたがって、応用プログラムの要求するデータを入出力を代行する。この方法で、労力すくなく、かなりきめこまかいユーザインターフェイスが実現できる。 2.マルチメディアシステム対応記述言語の試み 光ディスク等のハードウェアを活用して、音声や画像などの大量データを蓄積し利用することが可能となってきた。その機能を活用し、音声や画像を有効に演示するなら、非常に広範囲の新しい応用が可能となる。そのための記述言語を設計し、コンパイラを作成し、現在実行系のテストをおこなっている。 3.その他、モジュール方式の設計法について、今後のソフトウェア開発のためのユーティリティを作成しながら、試行例を蓄積し、各種の検討を行なうとともに、準備をすすめている。
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Research Products
(2 results)