1986 Fiscal Year Annual Research Report
河川上中下流域相互の有機的関連に着目した環境教育教材の開発と手引書の作成
Project/Area Number |
60880030
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
藤田 哲雄 京教大, 教育学部, 教授 (10027683)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東田 充弘 滋賀大学, 教育学部, 講師 (00127010)
広木 正紀 京都大学, 教育学部, 助教授 (30115977)
長谷川 治夫 京都市青少年科学センター, 指導主事
北村 静一 滋賀大学, 教育学部, 教授 (00115750)
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Keywords | 環境教育教材 / モジュール教材 / 教材開発 / 水環境と人間生活 |
Research Abstract |
前年度に引き続き、本年度も小中高校生を対象に、自分達の生活と地域の水環境との有機的な関連を考慮しながら、地域の環境問題を総合的に学習できる環境教育教材の開発を、実験・実習を中心に推進し、開発した教材は、【1】テーマ、1モジュールという原則でモジュール化していった。 これらのモジュールは、教育現場で実践するという立場からさらに検討、修正が加えられた。 上述の経緯によって、小中高校生が実践できるモジュールとして48種類が開発された。これらのモジュールは、現場でどのように活用されれば望ましいかを示すため、それぞれのモジュールに教師のための指導の手引の項目を設定し、利用の方法と指導上の留意事項、参考資料等を示した。さらに、各モジュールと現行の小中高校理科や社会科における環境教育関連単元との関係を明らかにして、本モジュールが適用される学習場面を明確にしていった。 以上の研究成果を基にして、教師が理科や社会科あるいはクラブ活動等で環境教育を実践する際に、1つの指導の指針となることを目指して、「水系を中心とした環境教育モジュール集」としてまとめた。 「モジュール集」の構成は次のようにして設定した。 1。河川流域相互の有機的関連に着目した環境教育教材作成の主旨 2。環境教育教材モジュールの利用方法 (1)モジュールの構成 (2)モジュールの利用方法 (3)モジュールと小・中・高校理科の単元との関連 (4)屋外で実施するモジュールの利用に際して留意すべきこと 3。環境教育教材の実際(48種類のモジュールを内容によって6項目に分類して記載した)
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[Publications] 北村静一: 滋賀大学教育学部紀要. 35. 39-53 (1985)
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[Publications] 藤田哲雄: 京都教育大学理科教育研究年報. 16. 47-57 (1986)
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[Publications] 藤田哲雄: 日本科学教育学会年会論文集. 10. 133-134 (1986)
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[Publications] 北村静一: 滋賀大学教育学部紀要. 36. 125-143 (1987)
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[Publications] 藤田哲雄: 京都教育大学理科教育研究年報. 17. 49-65 (1987)