1986 Fiscal Year Annual Research Report
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61111004
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| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
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Principal Investigator |
石川 延男 東京工大, 工学部, 教授 (80016279)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋葉 欣哉 広島大学, 理学部, 教授 (20011538)
小林 義郎 東京薬科大学, 教授 (90057282)
石戸 良治 東京工業大学, 理学部, 教授 (60016037)
三輪 外史郎 大阪市立大学, 理学部, 教授 (30046784)
飯島 俊郎 東京工業大学, 工学部, 教授 (40016283)
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| Keywords | 糖 / オリゴ糖 / 生理活性 / セルロース / ペルフルオロアルキル / ヘテロアロマチック |
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| Research Abstract |
1.単糖,オリゴ糖類の化学修飾による生理活性機能の発現に関する研究
糖アリルエーテルのラジカル閉環反応,1-α-0-Methyl-loganinagluconeの合成,糖誘導体を利用したアセタールの不斉アルキル化反応,糖誘導体を利用した不飽和アセタールの不斉エポキシ化反応とその立体化学(三輪),フルオロアルキル基を持つ糖合成の系統化(小林),リボヌクレオシド類官能基の高選択的保護とこれを利用するオリゴヌクレオチドの化学合成法(石戸)について研究を進め それぞれ目的とする生理活性物質の合成に向けて展開させている。
2.セルロースの化学修飾による機能性材料の開発に関する研究
種々の荷電基を置換度を変えて導入したセルロース誘導体の合成とそれによる膜調製および膜特性とくにイオン収着・透過性の検討(飯島),ペルフルオロアシル化によるエチルセルロースの改質とその特性試験(石川)を行い,セルロース材料の高機能化に関する基礎的知見を得た。
3.ヘテロアロマチックカチオンを基盤とする化学修飾による機能開発
四級化により活性化したアザアロマチックスを塩基性の低い求核試剤と立体障害を考慮しつつ,官能基を位置選択的に導入する手法を発展させ,ピリリウムイオンを用いて官能基をもつジヒドロピラン類の合成に成功した(秋葉)。
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[Publications] MUSTAFA,E.;ISHIKAWA,N.: J.Fluorine Chemistry. 31. 463-468 (1986)
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[Publications] HAMADA,K.;IIJIMA,T.et al: Macromolecules. 19. 1443-1448 (1986)
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[Publications] KATO,M.;MIWA,T.et al: Chemistry Letters. 281-284 (1986)
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[Publications] NISHINO,S.;ISHIDO,Y.: J.Carbohydr. Chem.5. 199-213 (1986)
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[Publications] TAGUCHI,T.;KOBAYASHI,Y.et al: Tetrahedron Letters. 27. 5117-5120 (1986)
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[Publications] OKATA,K.;AKIBA,K.: Heterocycles. 24. 2817-2820 (1986)
