1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61122006
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山崎 敏光 東大, 理学部, 教授 (80011500)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 信彦 東京工業大学, 理学部, 助教授 (50126140)
伊藤 厚子 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (20017180)
本河 光博 神戸大学, 理学部, 教授 (30028188)
恒藤 敏彦 京都大学, 理学部, 教授 (30025275)
南園 忠則 大阪大学, 理学部, 教授 (20028210)
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Keywords | 中間子科学 / ミュオン / ストレンジネス |
Research Abstract |
今年度は本特定研究の第一年度にあたる。総括班としてかかげていた目的は次のように実行された。 1.特定研究「中間子科学」全体の総括打合せを行った。初年度発足している各班の現状、および第二年度以降の計画について、問題点等を議論した。 2.広報活動,研究報告出版,研究集会に関しては、当面各班によるものの他、総括班として「中間子科学ニュース」をつくり、研究班相互および他の研究者との間のコミュニケーションの発展をはかっている。 3.外国人客員研究員の枠を設け、国際的共同研究の発展をはかっている。今年度はB.Povh,H.R.Petry,H.Bohr,M.Reycampagnolle,P.Kienle,J.Zofka,S.Chu,A.Mills,V.E.Markushin,A.Gula,G.Semenchuk,V.S.Melezhik,Y.V.Petrovの諸氏が短期間滞在し、ミュオン触媒核融合,ミュオニウムのレーザー解離,ハイパー核,クオーク構造などの研究に従事した。 4.将来計画の検討を開始し、中間子科学の次代のファシリティについて討議の機会をもった。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] T.Yamazaki: Science. 233. 334 (1986)
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[Publications] T.Yamazaki: Invited talk at the 【X】th Int.Conf.on Atomic Physics and the 【XI】th Int.Conf.on Few Body Systems in Particle and Nuclear Physics(August 24-29,1986,Tokyo).
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[Publications] T.Matsuzaki;K.Nishiyama;K.Nagamine;T.Yamazaki;M.Senba;J.M.Bailey;J.H.Brewer: Submitted to PRL.
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[Publications] R.Kadono;T.Matsuzaki;K.Nagamine;T.Yamazaki;D.Richter;J.-M.Welter: Hyperfine Interactions. 32. 205 (1986)
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[Publications] H.Keller: Hyperfine Interactions. 32. 461 (1986)
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[Publications] S.Maruyama: Solid State Comm.