1986 Fiscal Year Annual Research Report
「都市家族の生活構造」に関する実証的研究-都市地域と村落地域との比較
Project/Area Number |
61301027
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
西村 洋子 創価大, 文学部, 教授 (00063892)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大梶 俊夫 創価大学, 文学部社会学科, 講師 (30160427)
吉兼 秀夫 環境文化研究所, 研究員
清水 新二 大阪市立大学, 生活科学部, 講師 (40113493)
佐々木 交賢 創価大学, 文学部社会学科, 教授 (50063863)
中野 三郎 創価大学, 文学部社会学科, 教授 (70063857)
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Keywords | 都市 / 家族の生活構造 / 八王子市 / 多面的都市機能 / 地域特性と家族構造特性 / 都市の家族 / 村落地域の家族 / 相互浸透性と独自性 / 比較研究 |
Research Abstract |
61年度は、57年度交付の科研費により実施した村落地域(埼玉県大里村・千葉県千倉町)の家族の生活構造に関する調査研究の成果を踏まえて、主として都市地域(東京都八王子市)の家族生活の諸側面の実施調査研究を実施した。それにより村落地域と都市地域とそれぞれの地域特性を背景に家族の生活構造にいかなる特性・異同・相互浸透性がみられるのかなど比較検討をめざし、社会変動に伴ない時系列的に両者がどのように変化しあるいは変化していないのか、今後の展望はいかなるものかなど、既成の文献や業績にもとづく理論的研究・生活構造の尺度や枠組みの検討・実態調査内容の検討と調査票作製・実地調査の実施・調査結果の集計整理・統計化・その検討の段階に達している。61年度の研究実施の概要は以下の通りである。 1.既成の文献・資料により都市の「生活構造」論に関して理論的側面、あるいは既成の実態調査成果などの検討・研究会を開催(4月〜7月)全員2.関係資料の収集・検討ならびに調査実施項目・枠組の検討、予備調査の実施(8月〜11月) 3.実態実地調査の実施-質問紙による面接訪問調査(12年〜1月)。実地調査対象地区は、都市地域として極めて多面的な古くからの自己完決的機能を持ちながら周辺部から近時拡大し旧内部にその影響を浸透・侵蝕させあるいは相互浸透的にさまざまな変化をもたらしている八王子市を設定し、5地域(商業・新開発住宅地・旧住宅地・含農業地域)の実地面接調査を二段抽出による600家族を対象に行った。不在・拒否も多く有効回収率は52.5%であった。 4.収集した諸資料と実態調査結果を整理し、統計化し、個別あるいは全員の研究会をずい時開催し検討した。(2月〜3月)
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Research Products
(2 results)