1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61306031
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
床次 正安 東大, 理学部, 教授 (80029850)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 弘之 東京大学, 理学部, 助教授 (80029892)
入戸野 修 東京工業大学, 工学部, 教授 (40016564)
小藤 吉郎 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (40029872)
小川 智哉 学習院大学, 理学部, 教授 (50080437)
飯高 洋一 東京大学, 薬学部, 教授 (90012591)
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Keywords | 物質構造 / 原子ゆらぎ / 重点領域研究 / 散乱・回折 / 結晶学 |
Research Abstract |
この総合研究班は、課題名に示すように重点領域研究の企画をするために組織された。この研究は「ゆらぎ」の解析を意図するが、これは元来、結晶学研究連絡委員会が回折結晶学の将来計画の一端として企画したものであった。回折結晶学は、超分野科学と規定されるもので、旧来の分類でいう、物理学,化学,鉱物学,金属工学,材料工学,生物学,薬学,医学などに共通する基盤科学である。昭和60年度に、重点研究領域に「国体内アトムレベル揺動の情報化」を申請したが、採択には到らなかった。本総研の第1回集会(61年10月17日、出席者5名)では、その原因を反省し、材料開発的な応用研究を分割し、ゆらぎの解析を中心にして研究者の拡がりを従来の計画の半分に削るべしとの結論に達した。文部省が昭和61年度重点領域研究に材料開発研究の領域を設けたことに伴い、本研究計画では物質構造の基礎研究を更に徹底する必要に迫られたので、総研の班員において第2回集会(11月5日、出席者20名)を開き、我国において物質構造の基礎研究が必要であるという全体の合意を得、申請代表者を本総研の代表者とするなど研究組織及び作業グループ(5名)を決め、昭和63年度の重点領域申請を行うこととした。第3回集会(11月29日)以後12月19日、1月23日、2月6日、2月14日、2月28日の6回にわたり作業グループにおいて重点領域申請の計画を、分担者と連絡をとりつつ作成した。この結果、領域の名称を「アトムレベル揺動の探索と解析」(Intelligence of Atomic Fluctuation in Solids)とし、申請書を作成し文部省に提出した。本総研の成果のすべてが、その申請書に盛り込まれている。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 床次正安: 表面科学. 7. 45-51 (1986)
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[Publications] 床次正安: 表面科学. 7. 117-120 (1986)
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[Publications] S.Endo;T.Akai;Y.Akahama;M.Tokonami;et al.: Phys Chem Minerals. 13. 146-151 (1986)
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[Publications] 吉朝朗,上野健之,金丸文一,堀内弘之: Material Research Bulletin. 21. 175-181 (1986)
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[Publications] A.J.Schultz;堀内弘之,H.B.Krause: Acta Crystallographica. C42. 641-644 (1986)
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[Publications] 堀内弘之,伊藤英司: American Mineralogist. 72. (1987)