1988 Fiscal Year Annual Research Report
スペーステレスコープのためのデータ解析法に関する研究
Project/Area Number |
61420001
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Research Institution | National Astronomical Observatory of Japan |
Principal Investigator |
西村 史朗 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 教授 (10012840)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
家 正則 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助教授 (30111446)
平山 智啓 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助手 (60012837)
古在 由秀 国立天文台, 台長 (70012789)
中村 士 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助手 (80107474)
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Keywords | スペーステレスコープ / データ解析 / 画像処理 |
Research Abstract |
1.スペーステレスコープデータ解析システム(SDAS)の名サブルーチンの機能の解析と、テストデータを用いたテストを行った。 2.国産イメージディスプレイ(Graphica M508)にSDASを適合させるためイメージ表示サブルーチン群を修正した。テストの結果、ハードウェアの違いによる非互換部分を除いて、すべてを完了し、基本的な性能を満足していることが分った。 3.英国で開発されたデータ処理システム(STARLINK)の提供を受けて、汎用画像処理サブルーチン群(NCAR、GKSなど)の調査を行った。 4.米国ボルティモアのスペーステレスコープ科学研究所で、主としてSDASのハードウェア環境、とくにワークステーションについて調査した。 5.カナダ、ヴィクトリアのドミニオン天体物理観測所のカナダ天文データセンターにおいてスペーステレスコープのアーカイバルデータセンターの設置について調査した。 6.木曽観測所で開発された画像処理システム(SPIRAL)を、国立天文台のホスト計算機に移植した。 7.画像のハードコピーのためにレーザープリンタを設置し、テストを行っている。 8.マイクロVAXのOSのメージャーヴァージョンアップ(V5.0版)への移行を行った。 9.SDASの使用の手引を編纂する準備作業を始めた。 10.SDASの新版の移植を準備している。
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