1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61420016
|
Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
長澤 敬之助 静岡大学, 理学部, 教授 (20022519)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
和田 秀樹 静岡大学, 理学部, 助手 (20126791)
藤吉 瞭 静岡大学, 教育学部, 助教授 (00022202)
黒田 直 静岡大学, 理学部, 助教授 (60021903)
鮫島 輝彦 静岡大学, 理学部, 教授 (70187285)
|
Keywords | X線回折 / 底面間隔 / バーミキュライト / モンモリロナイト / バイデライト / 脱水 / 復水 |
Research Abstract |
高温試料台, 温度コントローラーを購入し, その指示温度をKNO_3, KClO_4, K_1SO_4, K_2CrO_4の転移点を用いてキャリブレートした. ついで, 福島県小高産バーミキュライト, 新潟県白崎産, 山形県月布産, 宮城県川崎産モンモリロナイト, ニュージーランドCoalgate産バイデライトのLi, Na, K, Ca, Mgで飽和したhomoionic samplesにつき, 300℃, 500℃, 700℃に加熱することによる脱水, および冷却後湿度100%に保持することによる復水に伴う底面間隔の変化の測定を行った. また, 上記5試料について化学分析および熱分析を行い, 鉱物学的性質を明らかにした. Liで飽和したモンモリロナイトの加熱物は復水しなくなり, Greene-Kellyの結果を裏付けた. それ以外のモンモリロナイト, バイデライトは300℃あるいは500℃加熱後も復水した. 700℃加熱後は, モンモリロナイト, バイデライトは概して復水しなくなるのに対し, バーミキュライトはK飽和以外は大部分復水する.
|
Research Products
(1 results)