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1988 Fiscal Year Annual Research Report

東北地方におけるCATVと地域情報のあり方に関する社会学的研究

Research Project

Project/Area Number 61450023
Research InstitutionTOHOKU UNIVERSITY

Principal Investigator

船津 衛  東北大学, 文学部, 助教授 (90047184)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 長谷川 計二  東北大学, 文学部, 助手 (00198714)
永井 彰  東北大学, 文学部, 助手 (90207960)
佐藤 勉  東北大学, 文学部, 教授 (10004037)
斎藤 吉雄  東北大学, 文学部, 教授 (10004029)
Keywordsコミュニケーション / 地域社会 / 地域情報 / CATV
Research Abstract

一関市民の地域への関心は、「自然環境」に関するものが最も多く、ついで、「福祉」、「産業」、「教育」、「医療」が多く挙げられている。また、一関市民におけ地域情報との接触は、(1)災害、(2)医療、(3)天気・気象、(4)教育、(5)自然環境に関するものが多い。そして、もっと知りたい地域情報としては、(1)医療、(2)行政、(3)福祉、(4)産業、(5)観光が多くなっている。したがって、「地域情報」としては、「災害」と「医療」に関するものが大きな比重を占めているといえる。
次に、CATVに関して、そ加入理由としては、(1)「多くの民放番組を見たい」、(2)「地域のことをもっと知りたい」,(3)「衛生放送を見たい」が多くなっている。そして、CATVを見て得られたこととしては、(1)「地域のことをよく知るようになった」こと、(2)「身近なことをよく知るようになった」ことが多い。また、CATVに対して多くしてほしい地域情報としては、(1)行事・催物、(2)身近なこと、(3)観光、(4)行政、(5)文化・歴史が多く挙げられている。そして、CATVの今後の方向として、「地域情報の提供」と「身近な情報の提供」が多くなっている。地域情報メディアとしてCATVは一定の評価を得てきている。
そして、一関市民の「地域情報科」のイメージは「地域産業の情報化」が最も多く、次いで「文化・教育の情報化」そして「行政サービスの情報化」が多い。また、一関市のテレトピア計画に対する人々の関心は、「北上川水防情報システム」について多くなっており、その利用希望も多い。そして、実際の災害時の情報メディアとして、CATVが最も多く利用され、今後も強く期待されている。情報内容としては「水位・雨量」、「道路・交通」、「被害」に関する情報が多く接触されており、また、今後希望する情報として、「水位・雨量」情報と「注意・警報」情報が多く挙げられている。

  • Research Products

    (4 results)

All Other

All Publications (4 results)

  • [Publications] 船津衛: 都市問題研究. 41(1). 36-55 (1989)

  • [Publications] 船津衛: 日本文化研究所研究報告. 25. (1989)

  • [Publications] 船津衛、徳川直人、高橋征仁: 日本文化研究所研究報告 別巻. 21. (1989)

  • [Publications] 船津衛(編): "地域情報と地域メディアの研究" 恒星社厚生閣, ( ) (1990)

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Published: 1990-03-19   Modified: 2016-04-21  

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