1988 Fiscal Year Annual Research Report
カテゴリー分析による中学校家庭科教育食物領域の評価方法の開発
Project/Area Number |
61450088
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Research Institution | JOETSU UNIVERSITY OF EDUCATION |
Principal Investigator |
村山 淑子 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (30007504)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南部 昌敏 上越教育大学, 学校教育研究センター, 助教授 (90143627)
渋谷 憲一 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (10000043)
渡辺 彩子 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (70175082)
舟木 美保子 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (40165452)
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Keywords | 家庭科教育 / 食物領域 / 調理 / 献立学習 / 評価 / カテゴリー分析 / グループコミュニケーション / 行動分析 / 発話行動 |
Research Abstract |
3年次計画の第3年次としての研究実績は次のとおりである。 1.中学校家庭科食物領域・調理学習の行動分析 抽出生について調理実習中の行動をカテゴリー分析とコンピュータ集計をした結果、調理操作やこれに付随する行動が約1/2の時間を占めたが、情報受授の行動やその他の行動も多かった。グループの調理においては後者の調理の間接的行動が学習の重要な部分である。調理操作行動が多く行われる時間帯は個人及び調理の種類によって異り、調理技術の習得に関連すると思われる。 2.献立学習におけるグループコミュニケーションの実態分析 栄養・献立に関する学習はグループ学習による例が多い。本研究では献立作成学習におけるグループの発話行動をカテゴリー分析し、コミュニケーションの実態を検討した。その結果、全体に沈黙時間が多かった。発言は献立作成に直接関係するものが最も多い。次にグループによって学習に間接的に関連した発言や無関係な発言が多い。また、自発的発言が多く応答が少ないことから、グループ学習において相互作用は必ずしも活発でなかったといえる。献立作成のプロセスを発話内容別カテゴリー分析して時系列で検討した結果、グループにより特色がみられた。 3.調理および献立学習における行動評価の視点の検討 調理実習および献立作成学習における行動分析の結果から、学習過程に関して新しい知見を得た。このことをもとに、調理および献立学習における評価の基本的な考え方を提案した。
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Research Products
(2 results)