1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61480246
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
春日 雅人 東大, 医学部, 助手 (50161047)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐倉 宏 東京大学, 医学部, 医員
小田原 雅人 東京大学, 医学部, 医員
柴崎 芳一 東京大学, 医学部, 医員
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Keywords | インスリン受容体異常症 / インスリン受容体mRNA |
Research Abstract |
我々は、インスリン受容体異常症の患者より、mRNAならびにDNAを抽出し、インスリン受容体cDNAをプローブとして、mRNA量をノーザンブロットにより定量し、DNAの構造について各種制限酵素により切断しサザンブロットにより解析した。その結果以下のような結果を得た。 1.インスリン受容体異常症A型2名については、インスリン受容体の数とそのmRNA量はよく相関した。サザンブロット法で行った、各種の制限酵素によるDNAの切断パターンは、現在迄の所すべて正常であった。 2.脂肪委縮性糖尿病患者1名について行った同様のmRNA、DNAの解析も異常は認められなかった。 3.インスリン受容体増多症の一家系について行った同様のmRNA、DNAの解析も異常は認められなかった。
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