1986 Fiscal Year Annual Research Report
粉末冶金法による医用補綴物の製作-多孔質ステンレス鋼の変形挙動と焼結過程-
Project/Area Number |
61480403
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
太田 守 北海道大学, 歯学部, 教授 (90013838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大川 昭治 北海道大学, 歯学部, 助手 (40001945)
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Keywords | 粉末冶金 / 多孔質ステンレス鋼 |
Research Abstract |
昭和61年度の研究経過 我々は、昭和61年度科学研究費補助金配分決定以前から現在まで、研究の流れの上から、歯科用合金のろう付部の疲労試験をおこなってきた。被ろう付合金としては18-8ステンレス鋼、加工用Ni-cr合金、加工用Co-Cr合金、陶材焼付用Ni-Cr合金を用いた。ろう合金には銀ろう,14K金ろうを用いた。疲労試験機を用いてS-N曲線を求め疲労限を決定した。疲労試験前後における試験片の硬度変化を測定した。ろう付部の金属組織、および破壊断面を観察した。これらの研究結果は、昭和62年4月4日、長崎大学歯学部で開催される第9回日本歯科理工学会学術講演会において発表する。事実上これで、ろう付部の疲労試験は終了するので、昭和62年度開始早々から、本課題の粉末冶金による医用補綴物の製作に着手する。
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Research Products
(1 results)