1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61490030
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
川嶋 辰彦 学習院大, 経済学部, 教授 (40080353)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 伸英 学習院大学, 理学部(計算機センター出向), 専任講師 (10118763)
新居 玄武 学習院大学, 経済学部, 助教授 (70134913)
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Keywords | 都市化 / 郊外化 / 都市圏 / FUC / ROXY指標 / ライフサイクル仮説 / 過密過疎 |
Research Abstract |
昭和61年度は、2年計画で執り行なう本研究の第1年次プログラムとして、つぎの作業を進めた。 【I】.データ・ファイルの整理 1.わが国の86機能的都市圏(FUC)を対象に、『昭和60年国勢調査全国都道府県市区町村別人口(要計表による人口)』に拠り、1985年の人口を市区町村別に積み上げたデータ・ファイルをほぼ完了した。 2.3大都市圏(東京,大阪,名古屋FUC)を構成する市区町村をそれぞれのFUCにおける主要鉄道沿線別地域に分類し、当該主要鉄道起点からの距離データを追加したデータ・ファイル(1980年までは人口及び大分類産業別就業地就業者数を含み、1985年は人口のみを含む)を作成した。 【II】.ROXY指標分析の実施 1.ROXY指標概念の整理及び新たな工夫の案出 2.「都市圏ライフサイクル仮説」概念の整理 3.上記1及び2の作業結果に基づくROXY指標分析 (1)3大都市圏内人口集中化・郊外化現象及び産業集中化・郊外化現象に関するROXY指標分析 (2)3大都市圏の主要鉄道沿線別地域(計9地域)における、人口集中化・郊外化現象及び産業集中化・郊外化現象に関するROXY指標分析 なお、上記作業は昭和62年度の研究に対する礎石の役割を果たすものであり、昭和62年度末には2年間の研究成果を総合的に纒める予定である。
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Research Products
(1 results)