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1986 Fiscal Year Annual Research Report

印刷者Peter Shortの研究-Shakespeare本文解明への試み

Research Project

Project/Area Number 61510229
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

山田 昭広  信大, 人文学部, 教授 (60020517)

Keywordsピータ・ショート印刷所 / 活字 / 印刷所の商標 / 飾り活字 / ロンドンの出版事業 / シェイクスピア本文 / シェイクスピアの植字工
Research Abstract

1.一次資料の収集・ショートが印刷した大小172点の稀覯本を40%ほどマイクロフィルムで収集完了。(残りは62年度の科研費申請の査定結果の枠内で収集継続の予定)
2.資料整理・収集した資料の整理は完全に完了-年代順整理のみならず年次別仕事量の測定も完了。
3.資料整理の具体的現状:
(1)マイクロフィルムの整理:各図書館から購入した断片的資料を、検査を容易にするためにSTC番号で整理し、索引カードを作成して、フィルムとカードの対応を最も便利なかたちで確立した。
(2)年次別仕事量の測定:資料一頁ごとの活字使用料を測定し、STC番号で記録整理した。整理カードにはSTC番号のほか資料の印刷年代も併せて記録してあるので、相互対照の便宜によって特定年のピータ・ショート印刷所の仕事効率を最終的には知ることが出来るようになっている。(但し、今年度収集した資料だけではダメ。)
(3)活字と図版の収集:約4000枚に及ぶカードに収集完了。各カードとも活字あるいは図版資料に添えてSTC番号と原資料の出版年代を記録してあるので、個々の資料とりわけ図版資料のショート印刷所内の「経歴」を書き出し、シェイクスピア本文に突き合わせることが出来るようになっている。(但し、40%の資料だけではこの「経歴」は極めて不完全なので、現段階では役に立たない。)
4.中間報告書の作成:作成着手直前の段階にあるが、間に合わなかった。
5.今後の展開:3ヵ年計画の初年度分の予定は完全にこなしたので、この成果の上に、来年度と来々年度の科研費を得て、せっかくの研究を完成させたい。

URL: 

Published: 1988-11-09   Modified: 2016-04-21  

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