1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61540137
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Research Institution | Kanazawa Gakuin College |
Principal Investigator |
古沢 治司 金沢女短, その他, 助教授 (70141364)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 浩 金沢女子短期大学, 情報処理学科, 講師 (20158166)
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Keywords | クライン群 / タイヒミューラ空間 / 基本多面体 / 保型関数 |
Research Abstract |
Gを非初等的Klein群とするとき、次の結果を得た。(1),Gの要素Xが0<1【trace^2】×-41=S<So=2(-1+【√!2】)のとき、Xの軸、g(X)はCollar Nk(s)(X)をもち、その大きさは、【sinh^2】k(S)=【S^(-1)】【(1-S)^(1/2)】-1/2である。 (2),X,YはともにGの要素で、XとYで生成される群が非初等的であるとする。また、0<1【trace^2】×-41,1【trace^2】Y-41<So,とするとき、XとYのそれぞれのCollarが互いに素になるようにとれる。 (3),JΦrgensenの不等式で等号を与える群を調べた。またその中のある群は(1)で評価されたCollarの大きさの式に対して、漸近的に精密な例を示すことを証明した。 (4),(1)における仮定を省くと、Gの要素でCollarをもたないものも存在することを示した。 (5),Waterman は任意のKlein群の基本多面体の中に、群に依存しない絶対定数を半経にもつ球がとれることを示した。これを受けて、Collarが存在すればこの意味の球がとれることを示し、この逆は成立しないことを具体例で示した。
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Research Products
(1 results)